まるぼ実験場

アプリの開発日記を載せるサイトでしたが、ただの技術ブログになりました。

曲を作りたくて音楽理論の勉強をしている

昔から、時折、ゲームを作りたいと思っているところがある。

プログラミングは昔から勉強していたし(プログラミング不要でゲームを作れるツールも所持している)、絵やアニメーションもそれなりに描けるようにはなったし、
ここまで来たら最後は、自作のBGMを付けられるようになりたい、と感じた。

ただ、音楽ってどうやってつくるのかわからない……。
ちなみに楽器経験もほとんど無い。楽譜はドレミ……ってなぞらないと読めない。

 

過去に、ChatGPTを使ってDTMの勉強をできないかなんてことを考えたことがある。

個人的に、このアイデアは結構面白いと思う。

基本はAIがテキストに沿って進むように誘導する形で、用語とかで不明点があったら好きなときに質問できるし、自分の好きなペースで進められる。
オンラインの習い事はAIに習うという時代が来るかもしれない……なんてことを感じた。

ただ、現状のAIは嘘をつくことがあるので、いまいち信用ならないんですよね。これで作った曲も自動生成だからクオリティもなんだかな……ってところもありますし。

プロ講師の監修を入れたりして信憑性を高めたら中々いいんじゃないだろうか。

 

まぁいっそそのまま、AIに作曲させる、という手がなくもないが、自分の欲しいタイプの曲(特定の楽器を使って……ゲームの展開をあれこれこうしたいのでそれと連動したような曲で……)みたいなオーダーで作れるのかは……どうなんだろう。

まぁ、パッと見て判断出来る絵はともかく、実時間使って判断するようなものをガチャして判定して……するのはあんまり効率良く無さそうというのが。

作曲方面はプロンプトでは限界がある気がする。もうちょっとパラメータみたいなの設定できる方がいいような。もしくはプロジェクトファイル直でください。気に食わないとこは弄るんで……。

突き詰められるようになると、結局1から作るのと労力は変わらない気がするが。

 

あるとき、こんな記事を読んで、

音楽知識ゼロからでもゲーム音楽を作るのはそんなに難しくないという話 | 直伝・サウンドクリエイターへの道

もしかしたら、自分でも勉強すればできるのかもしれない、と思ってしまった。
人間、勉強すればなんでもできるだろう。絵やプログラムだってそうやってやってきたじゃないか。

 

そんなところで、Nintendo Switch用で作曲できるツール、

KORG Gadget for Nintendo Switch ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

がセールでなんと半額になっていた。もちろん買った。

www.youtube.com

どんな曲ができるか動画サイトを見てみたり。

15分で作曲する動画があって面白かった。

 

このツール、面白いのは、『曲の展開』という機能があり、

1小節でも書ければオリジナル曲が量産できてしまう。笑

……最初にできた曲は不協和音で酷いものでしたが、自分でも曲ができたわけだ!

 

その後、コードとかベースとかドラムとか、それぞれどうやって入力すればいいのか、調べながら書いていた。

そうして作った3曲目は、BPMもコードもベースも既存曲の一部を拝借し、メロディーと音色はオリジナルという形なのだが、曲としてのクオリティは断然こっちの方が上な気がする……!

たったこれだけでも、耳コピをすると音楽つくる上で役立つ、という話に納得……!

すごい、好きな曲がどうやってできているのか、とても興味が沸いてきた。

 

ただ、耳コピを効率的にやるためには、音楽理論の知識があった方が良いとのことで、(理論を知っていると、コードやキーから使われている音を推測できるとか、そういった面で効率がよくなるそう。)

ざっと読み始めてみましたが、結構衝撃的。ピアノの鍵盤って、なぜあんな黒鍵盤の位置なのか?という長年の疑問が解決してちょっと感動しちゃった。

 

なので、作曲するよりも先に、一から音楽理論を勉強するのが良いのではないかと感じ、勉強し始めたのである。

先述のように、ベースをAIに作らせて欲しいように弄る、という方針になったとしても、理論を知らなければ違和感のあるような改変をしてしまうだろう。
だから、こうやって基礎知識をつけることは無駄ではないと思う。

課題としては、音感が結構無いことかもしれない。

メロディーを特定するのに結構時間がかかる。あと楽器の名前と音が紐つかなくて、聴き取れてもなんの楽器かわからなくて入力時困る、とかも……。

まぁ、ツールを触っているうちに楽器の音色くらいは覚えられたらいいな。