まるぼ実験場

アプリの開発日記を載せるサイトでしたが、ただの技術ブログになりました。

きまぐれに『アクションゲームツクールMV』を買って遊んでいて思った事

プログラミングの仕事は将来AIが主にすることなのかもしれない……という元プログラミングの仕事もしていた立場の人間として思うのは、ノーコード技術ってどうなんだろうと興味がある。

 

そしてノーコード開発と言えば、もう何十年も前から、ゲーム開発ではプログラミング不要のノーコードでゲームが作れるようなツール(古くはRPGツクールシリーズ、最近でもティラノビルダーなど特定のジャンルに特化したものやUEのブループリントもそうなんだとか)が存在していたりする分野なので、AIがある未来でもそう変わらない、のかもしれない(労力的な意味で)

 

ということで、実はちょっと前のSteamのセールで『アクションゲームツクールMV』を買っていた。

まぁ自分の場合ゲーム作るよりも、作ったドット絵にモーション付けてアニメーションさせたり、作ったドット絵並べたらちゃんとマップっぽく見えるかなーとかそういったことを試す用途にしかまだ使えてませんが……。

Unityとかのゲームエンジンでも動くように組むのは結構大変なので、ここで軽くプロトタイプ程度に実験して、実際には別のゲームエンジンだったり専用にプログラムを組むことを検討する、というのもありかもしれないなーとおもったり。
これはこれで良いかもしれない。実際結構サクッと実装できた。

ツールとしては使いこなせば実装の自由度が高いが、その分回りくどくなってしまったりと、RPGツクールシリーズを想像するとそれと違いすぎて扱いにくい……と言ったところ。

自分はおもしろいお話がうまく作れないのと、データベースやらとかこまごました部分を考えるのは苦手なのと、そこまでターン制RPGが好きというわけではない……という点で、個人的にはRPGツクールシリーズよりしっくりくるところがある。
どちらかというと横スクアクションのが作ってみたいジャンル。

 

と、まぁ買ったばかりで遊んでるところで新作が出るという発表が。

こっちはエンジンが最近話題のGodotになっているそう。

news.denfaminicogamer.jp

とりあえず新作では会話シーンやイベントシーンの動きとかアニメーションみたいなのがもっと作りやすくなってたらいいなーと思いました。

あとは横スクアクションの素材はノベルやRPGと比べて集めにくいという点ですね。いっそ現行作のMVを素材目的で買っとくのも良いかもしれない。

ちなみに自分で試したところ、AI使って素材に使えるような高品質な素材を出力するのは難しいと感じたので、(決まった素材規格を満たすものを直接出力できるようなものはなさそう)最低限でも加工できることは現状必須。
結局資料としての扱いに留めて、新作に向けて自分で生産できるようにするしかないかなーと。

 

実際にこのようなツールを使ってゲームを作ってる方は、グラフィッカーなどで元々イラストは描けるよーって感じの方が多い印象ですね。

実際の作品を見てると、ゲームが作りたいならプログラミングよりもイラストとかグラフィックを重点的に勉強した方が良かったのかもしれないな、、なんて気もしてしまいます。プログラマ一辺倒人間が作ったゲーム、グラフィックが簡素すぎて面白く見えない問題。